[ヘッドライン]
岡山大学歯学部同窓会の皆さま、こんにちは。
山の木々も少しずつ色づきはじめ、秋を感じる季節になりました、
みなさまお元気でしょうか。
世間では新型インフルエンザが猛威をふるい
身近な所にも感染者が増えてくると
その広がりの強さを実感してしまいます
私たちも健康管理に十分注意していきましょう
それでは、メールマガジン10月号をお届けします。
[今月のコンテンツ]
1.理事役員挨拶(会計 清水良和)
2.理事会ダイジェスト
3.私のこだわり(24期 小谷 洋平)
4.今月の一冊(24期 山本 悠美子)
5.リレー随筆(19期 岡田 彩子)
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[1.理事役員挨拶] 会計担当理事 清水 良和
皆様こんにちは、会計担当理事を務めさせていただいている3期の清水です。
先日たまたま郷里である群馬に帰ったおりに今回の政権交代で建設中止となりつつある
八ツ場ダム建設地を目にすることがありました。
緑豊かな渓谷を飲み込むようなその建築現場を目の当たりにすると、僕のなかには単純に中止になってよかったなと思う気持ちがわくのですが当事者である住民にはいろいろな感情がいりまじっているのでしょう
建設中止を喜ぶ声、あるいは中止に反対する声、建設中止に対する是非はそれぞれの立場によりさまざまなようです
私たちの同窓会もすでに会員数約1500名となりました
各地にあるいは各方面でそれぞれの立場で活躍されております。
会の事業もそれぞれ違った地域や違った立場からみるとさまざまなようで
意味のあるものと見ていただける方、そうでないと受け止められる方さまざまなようです。
現在同窓会では地区支部の設立に力を注いでおります
各地で活躍されている先生の方々のつながりやまとまりを一つの形にしていこうと地区支部の設立に力を注いでいます。
いざというときの連絡網であったり、各地区での活動であったりとそれぞれの立場で行っていける活動を本部同窓会がバックボーンとなり後押しできればと進めています。
本部のある岡山であったり会員数の多い県にのみ意味のある組織ではなく、すべての地区に、すべての立場の会員に意味のある同窓会活動をめざしております。
みなさまも積極的に同窓会活動に参加してみてください
[2.理事会ダイジェスト]
平成21年度第5回(9月) 同窓会理事会議事録
1.日 時:平成21年9月16日(水) 午後8時30分?
2.場 所:岡山大学歯学部2F 第2会議室
3.出席者:中野,?橋,滝川,清水,森,白井,大江,藤井,赤松,友成,弘末
4.報告事項
会 長
・岡山大学医学部歯科学教室開講60周年記念式典ならびに祝賀会への出席
8月30日(日)ピュアリティまきび 出席しました。
式典ならびに祝賀会とも盛会でした。
・来年度(平成22年度)全歯懇について
北海道医療大学が主催で平成22年9月18日(土)におこなわれます。
・岡山大学ホームカミングについて
10月21日(水),10月22日(木)に卒業生にたいして岡山大学がホームカミング
校内案内,在校生との交流,懇親会など)を行います。
その案内が同窓会宛にきています。
→出席者について
中野,高橋は不可。→窪木先生を含め副会長で対応する
・同窓会損害保険について
例年通りで更新します。
専 務
・近畿地区支部について(奈良県竹内支部長ならびに京都府服部先生との話し合い)
近畿地区支部は和歌山県と滋賀県の2県のみの状況。
単独で県支部になるのは困難なため,両県は離れているが地区支部とし,支援金などの請求を本部に対してできる(窓口は1本化し,支援金の配分などは両県で考える)。
ただし,事業に関しては,奈良県および京都府と連携するのはその地区支部(県)の判断で行う。
・東海地区支部設立総会について
石川先生から連絡が(ML)でありましたように9月27日に東海地区支部設立総会があります。
日程の都合上本部から出席できませんので,祝電の手配をお願いします。
・関東地区支部合同セミナーについて
関東地区支部の現状
関東地区支部は代表者が決まっていません。
地区支部設立当時,鯨井先生(1期生)と相談したが決まらず。
ただし2期生の阿久津先生の名前が挙がっていた。
(ここまで十川先生からお聞きしたこと)
阿久津先生に問い合わせたところ,数年前に関東地方(東京,埼玉,千葉,神奈川)
の会員で懇親会を行い,40名程度集まったとのこと(全部で80名程度在住している)。
来年度に本部との合同セミナーを行うことについて(阿久津先生の意見)できればいいと思う。
会場は,東京駅近くで日曜日の午後が参加しやすいのではないか(関東地方といっても広い)
時期は学会や連休のない8月終わりから9月上旬くらいがいいのではないか。
会場の候補:八重洲ホール,学士会館,東京国際フォーラム,大学の講義室
(昭和大学,医科歯科大など同窓生との関連があるところ)。
8期生の先生方が多く,中心となって動いてくださるかもしれない
(今回のセミナーだけでなく地区支部の業務について)。
組 織
・名簿の苦情について(大江)
MLにありました会員からの苦情についてですが,直接れんらくをとり対応しました。
共 済
・慶弔(森)
1件 2期生 塩村(旧姓 竹田)慶子先生 ご尊父様ご逝去に対して弔電を打ちました。なお、11期河井紀子先生ご尊父様逝去に対しては、告別式終了後に連絡が入ったことと、その際岡山県支部より『ご香奠、ご供花、ご供物につきましては固く辞退されています。』の連絡があったため、弔電は送らず対応した。
・退職教官について
下野教授が退職されます。今後対応します。
・同期会情報
10月11日(日)4期生の同期会が神戸であります。
本部より祝い金1万円を出します。
案内など資料を提出してもらいます。
学 術
・11月1日セミナー準備状況
申し込みが始まりました。
県歯広報誌などにも掲載しますが,みなさんアナウンスお願いします。
・講師の接待について
昨年度の講師で,今回もお世話になりました本会会員山崎先生(6期生)を囲んで席を設けま
す(18:00くらいを予定)。
小濱先生は遅い時間に来岡されますので,そこから少し時間を持ちたいと思います。
・岡山歯学会同窓会員セミナーについて
MLでお伝えしましたように8期生吉野先生に講演していただきます。
前日(11月7日)来岡されますので,席を設けたいと思います。
講師料などは岡歯学会と話し合います。
代議員会(十川)
・特別会員入会の件
元岡山大学教授 中後先生の入会が承認されました。
・理事会役職の件
「顧問」(呼称はいろいろ考えられるが)など実際必要かどうか。
理事会から要請があれば協議し,会則を改正します。
5.協議事項
関東地区支部合同セミナーについて(弘末)
開催時期:阿久津先生の意見をもとに考える。
講師:会員から選考
中野先生(2期生,会長)と寄田先生(2期生,大阪府支部長)(←会長の意向)
会場:阿久津先生のあげてくださった候補で広さ(50名から60名程度)から料金を調べると6万から8万円程度。参加者50名一人1000?2000円
とすれば予算的に問題なし。
懇親会は出席者の実費。
今後具体的に進めていく。
(継続協議)
女性(若手)先生対象セミナーについて(弘末)
小児歯科岡崎先生にうかがったところ,今年は小児歯科では企画していないとのこと。
日程は昨年度と同様年明け1月。
講師の選定を早めること。
(継続協議)
慶弔等事業について(森)
・他大学の情報:
慶弔業務は本部事業から支部事業に移行している。
形式:現金が多い(遅れても対応可能なため。弔電のみであれば遅れた場合対応が難しい。)
共済基金について:事業免許のない者はできない→廃止する方向が多い。
ただし,これまでの基金をどのように会員に返還するかが問題になる。
→これらのことから,本会においては,毎年の事業として予算立てする現行の方法がいいと思われる。
・慶弔時の記念品などについて
以前にお伝えしたクオカードについて
電報はあとからわかった時に対応できない。かといって何もしないというのはいかがか。
作製時に多少経費が掛かるが,準備ができれば個々の電報料と比べてそれほど変わらない。
カードは慶事弔事とも同じものにし,入れ物(カードケース)で区別化するのはどうか。
(参考資料提出)
(継続協議)
来年度総会(30周年記念総会)について
本日時間がないため次月に協議。
(継続協議)
次回理事会 平成21年10月21日(水)20:30から
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[3.私のこだわり] 小谷洋平(24期)
はじめまして、24期卒の小谷洋平と申します。
学生時代はバスケ部に所属しており、バスケをするか飲みに行くかという学生生活を送っておりました。
現在は岡大病院の卒後研修センターというところで、1年間の研修医生活を送っております。
そんな最近のわたしのこだわりは、こだわりという程のものではないかもしれませんが、「positive thinking」です。しかも、きつい時や、しんどい時、泣きそうになった時程いかにポジティブに考えれるか?これが私的に重要です。
といっても実は私、昔は本当に恥ずかしくなるぐらいのネガティブ人間だったのですが、大学入学と同時にバスケ部に入部し、たくさんの先輩方に迷惑をかけつつも育てられ、徐々にではありますが人間らしく成長させて頂いておりました。
それでもまだまだ未熟な私は、のほほんと大学生活を送っていたわけでありますが、3年生のオールデンタル直前に、レギュラーとして使っていただいていた私は前代未聞のある不祥事を起こしてしまい、デンタル出場はもちろん、前期分のすべての単位も失い、親やバスケ部員を始め、本当に多くの方に多大なご迷惑をおかけしました。
それが私のネガティブからポジティブへの転換期だったことは後になって気付きましたが、その当時は本当につらいことばかりで、すべてを投げ出したくもなりました。まさに人生のどん底だったと思います。
ただ、逆にその経験から本当に私は周りの人の支えで生きてきたのだということを改めて感じさせられ、そのころから人に対してそれまでよりも感謝の気持ちを感じれるようになれました。
そしてこのままではダメだ、何か変えないといけないと感じた当時の私は、後期の半年間で何かの「変化」を求めて、ワーキングホーリデイビザを使ってオーストラリアに行くことにしました。
ただ、さすがにその状況で親にも頼ることもできないので、1ヶ月半程必死に日本で働き、自分でお金を貯めました。
そして向こうに行き、向こうでも働きつつ、たくさんの人と出会う中でたくさんの価値観に出会い、たくさんの人が自分の人生に真正面から向き合っていることを感じました。
その中で出会った人の一番心に響いた言葉、それは「困難があるとき、トラブルがあるとき、それは人間が試されている時。
それに気づいた時、それが成長の時」という、まさに「ピンチはチャンス!」というものでした。
あぁ、そういったことの繰り返しで人間大きくなっていくんだなぁと感じ、それからというもの、何か大変なことがあった時こそその時の言葉を思い出し、いかにその状況をプラスに変えられるかと楽しめるようになり、以前の自分では想像もできないほどストレスレスの日々を過ごせるようになりました。
来年度からの就職も決まり、長いことお世話になった岡山をついに出ることになり、かなり寂しくも思いますが、岡大に入って本当にいろいろと経験させて頂き、今では本当に岡山に来て良かったと満足しています。
この場をお借りしてですが、お世話になった皆さん、どうもありがとうございました!
僕も歯医者頑張ります!
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[4.今月の一冊] 山本 悠美子 (24期)
『世界を変えた6つの飲み物』
トム・スタンデージ 著、新井隆嗣 訳、合同出版、2007年
この本のテーマは「世界史において6つの飲料(ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラ)がいかなる役割を演じたか」です。
「飲み物は一般に考えられているよりも密接に歴史と結びつき、人類の発展に大きな影響を与えている(プロローグ)」ということでした
例えばコーヒーがヨーロッパに科学・政治の革命をもたらした…と言えば大げさでしょうか。この本によれば、そうでもないのです。
中世ヨーロッパでは水の衛生状態に問題があったため 代わりにビールやワインが飲まれていました。それらは度数の低いものではありましたが、飲めば酔うことに違いありません。
ですが17世紀、コーヒーが登場するのです。
コーヒーは煮沸したお湯を用いて調製するため衛生的な問題が生じないし、アルコールに酔うこともありません。それどころか、飲むと頭がすっきりし、目が冴えてきます。
そんなわけで、コーヒーは知識階級を中心に人気を集めることになるのです。
やがてヨーロッパには多くのカフェが開店し、そこで科学や経済、哲学や政治に関する議論が戦わされるようになります。
こうして、カフェはヨーロッパにおける「言論の自由」の起源となったのであります。
もしこの世にコーヒーが存在しなければ、産業革命も民主主義も生まれなかったのでしょうか。恐らくそうではありません。要はアルコール以外のコミュニケーション手段でありさえすれば何でも構わなかったはずです。
けれども歴史にifはありません。
結果的にはコーヒーが確かに歴史を動かしたのです。
コカ・コーラについては、グローバル資本主義の発展という視点で述べられています。
その内容に特に目新しいものはありませんが、コカ・コーラの歴史が読みやすくコンパクトにまとまっており、一読してみるとなかなか興味深いものでした。
今回この本を読んでみて、普段何気なく見ているものにも様々な歴史があるんだな、と感じました。これを機に、他のものの歴史も調べてみようかと思った一冊でした。
[5.リレー随筆] 岡田彩子(19期)
19期の岡田彩子です。私は、岡大を卒業後、東京医科歯科大学大学院う蝕制御学分野(田上順次教室)にて、う蝕学や保存修復学などを学びました。
大学院時代の研究テーマは、“う蝕バイオフィルム”の制御であり、歯科材料や口腔機能水(アルカリ電解水、オゾン水や次亜塩素酸電解水)などの様々な手法を用いて、検討を行いました。
その後、医科歯科にて研究員として仕事をする一方で、指導医の紹介で、国立保健医療科学院口腔保健部・花田信弘部長のもとで勉強しておりました。
本年度からは、鶴見大学歯学部に探索歯学講座(花田信弘教室)が新しく立ち上げられ、それに伴い、研究員として働いております。
このように、風が吹く方に転々と渡り歩いておりますが、やはり拠り所は岡大卒であるということに尽きると思います。
岡大は、関東にネットワ‐クは少ないと言えども、新しい事に挑戦する場面では、“岡山大学歯学部卒”という名は、必ずプラスに働きます。
これは諸先輩方の恩恵のほかになく、感謝の言葉もありません。
また横の絆の強さも実感いたします。学会の度に声を掛け合い、国内・外問わず、顔を合わせ、意見を交換し、また臨床においては、新しい情報の交換やアドバイスを得られるのは、非常に心強く思います。
これからも、多くの方々のサポ‐トを頂きながら研鑚していく所存でございます。
今後とも御指導の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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おそくなっちゃいましたが
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